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「YELLOW DANCER」M11〜14 Snow Men、Down Town、夜、Friend Ship

※この記事はレジーさんの「レジーのブログ LDB」(http://blog.livedoor.jp/regista13/)にインスパイアされたひとり対談形式の記事になってます。レジーさんほどの構成・文章力がないことについてはくれぐれもご了承ください。

※なおこの記事は星野源さんの新譜「YELLOW DANCER」のブックレットの本人による全曲解説(セルフ・ライナーノーツ)に触れる部分がありますので、まだ未購入の方やまだブックレットをきちんと読んでない方で「本人による曲解説は知りたくない‼︎」という方にとってはネタバレになりますのでご注意下さい。


司会者「ようやくこのシリーズも今回が最終回です。しかし昨年末に更新するような雰囲気を醸し出しながらまさかの年越し、しかも新年になってから一か月近く経ってからの更新ですか…そんなにお忙しかったんですか?」

cozy「本当に本当に申し訳ありませんでした‼︎年末の休暇中は帰省してましたので、更新する時間はたくさんあったはずなんですが。やっぱり実家&地元だとダラけてしまいますね〜。新年に入ってからは私事でずっと気忙しくて…更新出来る余裕がありませんでした。星野さんの「YELLOW DANCER」のアナログ盤も購入したんですけど、残念ながらまだ聴けずじまいです。あと2015年のアルバムベスト10や劇場公開映画ベスト10なんかの記事も書きたかったんですけど…この記事の次に一月遅れですが書く予定です」

司会者「そうだったんですね…しかしこのシリーズを始めてから約2カ月、予想を遥かに上回るアクセス数でしたね」

cozy「反響の大きさに本当にビックリしているというのが一番ですね。こういう形で星野源さんの人気や注目の高さを実感するとは思いませんでした」

司会者「本当にその通りですね。星野さん、今や紅白出場歌手ですもんね…ではそろそろ曲の解説・コメントにまいりましょうか。11曲目は「Snow Men」です。この曲は本人も出演している資生堂のマキアージュのWebムービー「Snow Beauty」の主題歌になっていますね」


cozy「最初にこのWebムービーを観た時、この曲が流れてきて凄く興奮したのを覚えてます。何故かと言うと一番最初にこの曲のサウンドを聴いて連想したのがディアンジェロの「Black Messiah」だったからです」


司会者「なるほど、確かにこの2曲は何か通じるところがありますね。星野さんはディアンジェロの作品を愛聴しているそうですから、少なからず影響を受けておられるのかもしれませんね」

cozy「最新型のネオソウルのサウンドにかなり影響されているんじゃないでしょうか。あと歌詞も「桜の森」と同様、いやより過激にセクシャルですしね」

司会者「そうですか?私はそうは感じないんですけど…」

cozy「星野さん本人がラジオでそう発言されていたようなので、間違いありません‼︎」


司会者「なるほど…では次の曲にまいりましょうか。12曲目の「Down Town
」です。この曲は珍しい特徴がありますよね」

cozy「そうですね、この曲のクレジットを見るとドラムが大地くんとカースケさんの2人になってます。所謂ダブルドラムスです。あとカースケさんはカウベルも演奏しているみたいですね。このことが曲全体に不思議な雰囲気を持たせているような気がしますね〜」

司会者「確かにリズムがよりユニークな感じがします。あとホーンセクションのフレーズや演奏も素晴らしいですね」

cozy「おっしゃる通りだと思います!あと歌詞もユニークですね。「先に見た 鉄の木が 光弾いて消えた」「町の中 星を蹴った」というフレーズがとても印象的でした。なんとなく星野さんの出身地埼玉県蕨市の風景についての歌詞なのかなぁ…と想像してしまいますね」

司会者「13曲目は「夜」です。とてもシンプルな構成でのバラードですね」

cozy「ドラム大地くん、ベース伊賀さん、ピアノ卓史くんですね。伊賀さんは多分ウッドベースかアップライト・ベースを演奏しているんじゃないですかね…このアルバムに収録されている曲の中では一番ムーディーで色っぽい曲ですよね。星野さんの歌声もファルセットを多用してますし、演奏も抑えた感じでありつつ素晴らしいですし」

司会者「星野さんのセルフライナーによると「行きつけのバーの、愛に溢れるママ(男性)のことを想いながら作りました」とあります」

cozy「それを踏まえるとムード歌謡か演歌の世界観のように思えてきますね」

司会者「いよいよラスト14曲目「Friend Ship」です。この素晴らしいアルバムのラストを飾るのに相応しい楽曲ですね」

cozy「個人的にはこの曲がアルバムのラストに配置されていることが凄く重要だと感じています。曲調からするととてもポップな曲なので、アルバムを聴き終えた時の後味が爽やかに感じると思うんですが、歌詞をちゃんと噛み締めて聴くとグッとくるといいますか…」

司会者「そうですね、一見ラブソングかな?と感じる歌詞ですけども、よく歌詞に注意しながら聞くと「ん?所謂ラブソングとも少し違うかな…」と思いますよね。曲のタイトルも「Friend Ship」ですし」

cozy「「星野さんとサカナクションの一郎さんとの関係を歌っている曲なんじゃないかと感じる」とツイッターでツイートしてる方もいましたね。確かに音楽的な戦友・盟友にむけた歌詞のようにも聞こえます。解散したSAKEROCKのメンバーへむけた曲なんじゃないか?っていうような想像も出来ますし…」

司会者「そうですね、そう考えるとグッときますね。まぁこの曲でそのSAKEROCKのメンバーだった大地くんや卓史くんも演奏メンバーとしてクレジットされてますが」

cozy「そうですね。あとハマケンや馨くんの顔を思い出しながら聴くと泣けてきますよね‼︎ あとこの曲も大地くんとカースケさんのダブルドラムスですね。リズムがより太い感じがしますし、サビに入る前と入ったあとのシンバルの音が沢山聞こえる(しかもそれぞれ違うフレーズを演奏してる‼︎)と感じました」

司会者「そうですね、あとマリンバも星野さんと石橋英子さんのダブルマリンバです。基本同じフレーズを演奏してますが、最後のところだけ違うフレーズ(半音上?)を演奏をしているように聞こえますね」

cozy「細かい所までこだわりを感じる曲ですね。個人的にはこのアルバムに収録されている曲の中でもベスト3に入るくらい大好きな曲です‼︎」





司会者「これでようやく星野さんの「YELLOW DANCER」の全曲解説&感想が終わりましたね‼︎」

cozy「そうですね、予定よりもひと月も遅い更新になりましたが、なんとか完走出来てホッとしてます。来月の16日の福岡サンパレスでの星野さんのライブも楽しみたいと思います‼︎ 最後までお付き合いいただいて本当にありがとうございました」

司会者「ありがとうございました」

YELLOW DANCER (Analog) [Analog]

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