趣味の部屋

音楽・映画・サッカー・ファッションなどについてのブログです

2015年劇場公開映画ベスト20


1.海街diary
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2.アメリカン・スナイパー
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3.スターウォーズ フォースの覚醒
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4.はじまりのうた
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5.花とアリス殺人事件
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6.バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
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7.シェフ 三ツ星フードトラック始めました
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8.アメリカン・ドリーマー 理想の代償
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9.岸辺の旅
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10.インヒアレント・ヴァイス
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11.フォックス・キャッチャー
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12.きみはいい子
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13.恋人たち
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14.ナイトクローラー
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15.6才のボクが、大人になるまで
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16.ラブ&マーシー
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17.君が生きた証
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18.黒衣の刺客
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19.百円の恋
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「YELLOW DANCER」M11〜14 Snow Men、Down Town、夜、Friend Ship

※この記事はレジーさんの「レジーのブログ LDB」(http://blog.livedoor.jp/regista13/)にインスパイアされたひとり対談形式の記事になってます。レジーさんほどの構成・文章力がないことについてはくれぐれもご了承ください。

※なおこの記事は星野源さんの新譜「YELLOW DANCER」のブックレットの本人による全曲解説(セルフ・ライナーノーツ)に触れる部分がありますので、まだ未購入の方やまだブックレットをきちんと読んでない方で「本人による曲解説は知りたくない‼︎」という方にとってはネタバレになりますのでご注意下さい。


司会者「ようやくこのシリーズも今回が最終回です。しかし昨年末に更新するような雰囲気を醸し出しながらまさかの年越し、しかも新年になってから一か月近く経ってからの更新ですか…そんなにお忙しかったんですか?」

cozy「本当に本当に申し訳ありませんでした‼︎年末の休暇中は帰省してましたので、更新する時間はたくさんあったはずなんですが。やっぱり実家&地元だとダラけてしまいますね〜。新年に入ってからは私事でずっと気忙しくて…更新出来る余裕がありませんでした。星野さんの「YELLOW DANCER」のアナログ盤も購入したんですけど、残念ながらまだ聴けずじまいです。あと2015年のアルバムベスト10や劇場公開映画ベスト10なんかの記事も書きたかったんですけど…この記事の次に一月遅れですが書く予定です」

司会者「そうだったんですね…しかしこのシリーズを始めてから約2カ月、予想を遥かに上回るアクセス数でしたね」

cozy「反響の大きさに本当にビックリしているというのが一番ですね。こういう形で星野源さんの人気や注目の高さを実感するとは思いませんでした」

司会者「本当にその通りですね。星野さん、今や紅白出場歌手ですもんね…ではそろそろ曲の解説・コメントにまいりましょうか。11曲目は「Snow Men」です。この曲は本人も出演している資生堂のマキアージュのWebムービー「Snow Beauty」の主題歌になっていますね」


cozy「最初にこのWebムービーを観た時、この曲が流れてきて凄く興奮したのを覚えてます。何故かと言うと一番最初にこの曲のサウンドを聴いて連想したのがディアンジェロの「Black Messiah」だったからです」


司会者「なるほど、確かにこの2曲は何か通じるところがありますね。星野さんはディアンジェロの作品を愛聴しているそうですから、少なからず影響を受けておられるのかもしれませんね」

cozy「最新型のネオソウルのサウンドにかなり影響されているんじゃないでしょうか。あと歌詞も「桜の森」と同様、いやより過激にセクシャルですしね」

司会者「そうですか?私はそうは感じないんですけど…」

cozy「星野さん本人がラジオでそう発言されていたようなので、間違いありません‼︎」


司会者「なるほど…では次の曲にまいりましょうか。12曲目の「Down Town
」です。この曲は珍しい特徴がありますよね」

cozy「そうですね、この曲のクレジットを見るとドラムが大地くんとカースケさんの2人になってます。所謂ダブルドラムスです。あとカースケさんはカウベルも演奏しているみたいですね。このことが曲全体に不思議な雰囲気を持たせているような気がしますね〜」

司会者「確かにリズムがよりユニークな感じがします。あとホーンセクションのフレーズや演奏も素晴らしいですね」

cozy「おっしゃる通りだと思います!あと歌詞もユニークですね。「先に見た 鉄の木が 光弾いて消えた」「町の中 星を蹴った」というフレーズがとても印象的でした。なんとなく星野さんの出身地埼玉県蕨市の風景についての歌詞なのかなぁ…と想像してしまいますね」

司会者「13曲目は「夜」です。とてもシンプルな構成でのバラードですね」

cozy「ドラム大地くん、ベース伊賀さん、ピアノ卓史くんですね。伊賀さんは多分ウッドベースかアップライト・ベースを演奏しているんじゃないですかね…このアルバムに収録されている曲の中では一番ムーディーで色っぽい曲ですよね。星野さんの歌声もファルセットを多用してますし、演奏も抑えた感じでありつつ素晴らしいですし」

司会者「星野さんのセルフライナーによると「行きつけのバーの、愛に溢れるママ(男性)のことを想いながら作りました」とあります」

cozy「それを踏まえるとムード歌謡か演歌の世界観のように思えてきますね」

司会者「いよいよラスト14曲目「Friend Ship」です。この素晴らしいアルバムのラストを飾るのに相応しい楽曲ですね」

cozy「個人的にはこの曲がアルバムのラストに配置されていることが凄く重要だと感じています。曲調からするととてもポップな曲なので、アルバムを聴き終えた時の後味が爽やかに感じると思うんですが、歌詞をちゃんと噛み締めて聴くとグッとくるといいますか…」

司会者「そうですね、一見ラブソングかな?と感じる歌詞ですけども、よく歌詞に注意しながら聞くと「ん?所謂ラブソングとも少し違うかな…」と思いますよね。曲のタイトルも「Friend Ship」ですし」

cozy「「星野さんとサカナクションの一郎さんとの関係を歌っている曲なんじゃないかと感じる」とツイッターでツイートしてる方もいましたね。確かに音楽的な戦友・盟友にむけた歌詞のようにも聞こえます。解散したSAKEROCKのメンバーへむけた曲なんじゃないか?っていうような想像も出来ますし…」

司会者「そうですね、そう考えるとグッときますね。まぁこの曲でそのSAKEROCKのメンバーだった大地くんや卓史くんも演奏メンバーとしてクレジットされてますが」

cozy「そうですね。あとハマケンや馨くんの顔を思い出しながら聴くと泣けてきますよね‼︎ あとこの曲も大地くんとカースケさんのダブルドラムスですね。リズムがより太い感じがしますし、サビに入る前と入ったあとのシンバルの音が沢山聞こえる(しかもそれぞれ違うフレーズを演奏してる‼︎)と感じました」

司会者「そうですね、あとマリンバも星野さんと石橋英子さんのダブルマリンバです。基本同じフレーズを演奏してますが、最後のところだけ違うフレーズ(半音上?)を演奏をしているように聞こえますね」

cozy「細かい所までこだわりを感じる曲ですね。個人的にはこのアルバムに収録されている曲の中でもベスト3に入るくらい大好きな曲です‼︎」





司会者「これでようやく星野さんの「YELLOW DANCER」の全曲解説&感想が終わりましたね‼︎」

cozy「そうですね、予定よりもひと月も遅い更新になりましたが、なんとか完走出来てホッとしてます。来月の16日の福岡サンパレスでの星野さんのライブも楽しみたいと思います‼︎ 最後までお付き合いいただいて本当にありがとうございました」

司会者「ありがとうございました」

YELLOW DANCER (Analog) [Analog]

YELLOW DANCER (Analog) [Analog]





「YELLOW DANCER」M⑦〜⑩ 地獄でなぜ悪い、Nerd Strut、桜の森、Crazy Crazy

※この記事はレジーさんの「レジーのブログ LDB」(http://blog.livedoor.jp/regista13/)にインスパイアされたひとり対談形式の記事になってます。レジーさんほどの構成・文章力がないことについてはくれぐれもご了承ください。

※なおこの記事は星野源さんの新譜「YELLOW DANCER」のブックレットの本人による全曲解説(セルフ・ライナーノーツ)に触れる部分がありますので、まだ未購入の方やまだブックレットをきちんと読んでない方で「本人による曲解説は知りたくない‼︎」という方にとってはネタバレになりますのでご注意下さい。


司会者「そろそろ年末のベストアルバム的な記事や音楽誌を目にするようになってきましたね」

cozy「えぇ、もう今年も残り10日をきりました。僕もいろいろと忙しくて…そんな中で一昨日は久々にライヴを観に行ったんですけど、もの凄いライヴだったので早く記事にしたいですね」

司会者「そうですか、それはいい息抜きになりましたね…でもまだ星野源さんの「YELLOW DANCER」の全曲解説が残ってますから、そちらが終わってからにしてもらえますか?そういえば前回「なるべく早い更新を目指す」と言っておられましたが、やはりというか予想通りというか更新が遅くなりましたね」

cozy「すみません、申し訳ないとしか言いようがないです…では早速やりましょうか」

司会者「了解しました。では今日は7曲目の「地獄でなぜ悪い」からです」



cozy「星野さんも出演していた同名映画の主題歌ですね。イントロや曲中でのストリングスがラディカルというか、不協和音ギリギリでイイですね」

司会者「星野さんファンにはお馴染み岡村未央さん(美人‼︎)のアレンジでしょうね。おっしゃる通り確かにギリギリのラインだと思います。あと長岡亮介さんのギターも印象的ですよね」

cozy「このアルバムの長岡亮介さんの演奏はどれも素晴らしいと思いますが、確かにこの「地獄でなぜ悪い」やこのアルバムには未収録ですがシングル「ギャグ」から長岡亮介さんは星野さんの作品に参加するようになったんですよね。そういった意味でも重要な曲だと思います。あとスガダイローさんのラグタイムっぽいピアノも格好良いです」

司会者「8曲目の「Nerd Strut」はこのアルバム唯一のインスト曲ですね。ほぼ全ての楽器を星野さんが演奏していて、唯一ベースだけが細野晴臣さんです」

cozy「最高ですね、細野さんのベース‼︎僕は常々細野晴臣さんのベースは日本一だと思っていまして…もちろんこの曲でも本当に素晴らしい演奏でした」

司会者「この曲調は少しマーチン・デニーを連想させるような感じですね。エキゾチック・ミュージック風というか」

cozy「まぁ星野さんの以前からのファンの方はご存知でしょうが、マーチン・デニーの曲に「SAKEROCK」という曲があって、星野さんはそこからバンド名を取ったんですね。あと細野さんがYMOを結成する時のキッカケとなったのは、同じくマーチン・デニーの「Firecracker」ですので、ある意味星野さんと細野さんを繋ぐ一つのライン上にマーチン・デニーがいると言えます」




司会者「この動画のYMOのお3人や矢野さん、若いですね‼︎演奏もめちゃくちゃ上手いですし、アレンジも格好イイ…
では9曲目の「桜の森」と10曲目の「Crazy Crazy」です。この2曲は両A面シングルとしてリリースされましたね。曲順はシングルリリース時と逆になっていますが」

cozy「僕は個人的に「桜の森」の方が好きな楽曲なので、出来ればシングルのリリース時もこちらをリード曲にして欲しいくらいでした。この曲は星野さんがこのアルバムにブラックミュージックの要素を大胆に取り入れるきっかけになった曲という観点でも重要な曲ですよね」

司会者「そうですね。ただこのアルバムを通して言えることですが、ただ単にブラックミュージックの要素を取り入れましたよというのではなく、それを取り入れて消化して出す際はちゃんと日本のポップミュージックとして成立しているという点が素晴らしいですね。しかも楽曲のクオリティーも高いですし、おまけにセールスまで伴っているわけですから」

cozy「ブラックミュージックの要素という面から考えると歌詞もそうですね。一見わかりにくいかもしれませんが、実はこの曲はセクシャルな歌詞ですからね。まぁ直接的な表現ではないですけど。でも少し文学的な匂いも漂わせつつセクシャルな歌詞というのは高度なテクニックですね」

司会者「星野さんはこの曲について「スケベな音楽が好きです。…自分はやはりジャパニーズ・スケベが好きです」とセルフライナーでコメントしてます」

cozy「よく読めばこのコメントにも納得できると思います」

司会者「そうですか。では10曲目の「Crazy Crazy」についてです。この曲はクレージーキャッツに対するオマージュに溢れる愛ある歌詞が目をひきます。あと演奏編成が凄くミニマムですね」

cozy「ドラムがピエール中野さん、ベースがハマくん、ピアノが小林創さんであと星野さんのヴォーカルとタンバリンとハンドクラップのみですからね。で、このラウドなサウンドを作り出してるのは凄いと思いますね」

司会者「星野さんは「歌とベースがイエロー、ピアノがブラックで、ドラムがホワイト、そんな気持ちで作りました」とセルフライナーでコメントしてます」

cozy「所謂ミクスチャー・ロックですよね。あ、そういえば少し前にカラオケでこの曲を歌ったんですけど、最後の「ララララ〜〜〜〜」のところのキーが高すぎて上手く歌えなかったですね」

司会者「……この記事の〆がこんなどうでもいい話でいいんでしょうか。では今回の記事はこんな感じで。次回は残り4曲を取り上げてこのシリーズの最終回ということでよろしいでしょうか」

cozy「その予定です。なるべく早く更新すべく努力します」







「YELLOW DANCER」 M④〜⑥ ミスユー、Soul、口づけ

※この記事はレジーさんの「レジーのブログ LDB」(http://blog.livedoor.jp/regista13/)にインスパイアされたひとり対談形式の記事になってます。レジーさんほどの構成・文章力がないことについてはくれぐれもご了承ください。

※なおこの記事は星野源さんの新譜「YELLOW DANCER」のブックレットの本人による全曲解説(セルフ・ライナーノーツ)に触れる部分がありますので、まだ未購入の方やまだブックレットをきちんと読んでない方で「本人による曲解説は知りたくない‼︎」という方にとってはネタバレになりますのでご注意下さい。



司会者「このところこのブログへのアクセス数が凄いことになっているようですが」

cozy「ありがたいことに普段の3〜5倍くらいのアクセスがありました。本当に嬉しいです‼︎ 流石星野源さんといったところでしょうか。ちょっと更新までに間隔が空いてしまったのは申し訳ないですけど」

司会者「まぁ年末でいろいろ忙しかったですからね…その間にこの「YELLOW DANCER」はオリコンで週間1位を獲得しましたし、現時点でもこれまでの星野さんのアルバムの中で一番のセールスを記録しているようですね」

cozy「まだ発売後10日ちょっとしか経っていないんですけど…凄い勢いですね。星野さんは年末の紅白にも出るわけですから、それによって普段音楽をあまり聴かない一般層の方たちにも周知されるでしょうね」

司会者「cozyさんは「くだらないの中に」からの星野さんのファンですから、彼が有名になって人気者になっていくのを目にするのは本当に嬉しいでしょう。
さて今日は「YELLOW DANCER」の収録曲3曲の解説や感想を語っていただこうと思います」

cozy「はい、今日は4曲目の「ミスユー」、5曲目「Soul」、6曲目「口づけ」ですね。前回の記事でも指摘しましたが、このアルバムの冒頭3曲の破壊力というか楽曲の強度が凄いので、その直後の曲って難しいと思うんです」

司会者「確かにそうでしょうね。そのことを踏まえて4曲目の「ミスユー」を聴くと、実にいい位置にこの曲を配置したなぁ、と感心させられますね」

cozy「落ち着いたバラード曲ですね。何か冒頭3曲の熱気や疾走感をクールダウンするような曲なので、アルバムの構成として素晴らしいと思います。緩急のつけ方の巧さといいますか」

司会者「星野さん本人はこの曲について「別れの後には必ず必ず出会いがあり、何かが終わった瞬間から何かが必ず始まります」とセルフライナーでコメントしています」

cozy「そのコメントを踏まえると歌詞の「煌めくのはただ 昔の笑顔さ」「消えたあの人を見た 始まりの景色」「古い思い出 共に眠る」「さよならあなた」という部分が胸に沁みますね」

司会者「5曲目の「Soul」ですが、タイトルにある通りソウルミュージックのスタイルが取り入れられた曲ですね」

cozy「素晴らしいですね‼︎ サウンド的にはハモンドオルガンが効いていると思います。アルバム通してなんですが、小林創さんの参加・演奏はこの「YELLOW DANCER」の大きな軸になっているように思います」

司会者「このアルバムに参加しているミュージシャンの皆さんはそれぞれに大きな役割を担っておられますが、ご指摘の通り小林創さんの担っておられる部分はかなり大きいですね。小林さんはジャズミュージシャンですが、こういうソウルフルな演奏も素晴らしいですね」

cozy「あとこの曲の星野さんのヴォーカル、凄くソウルフルで格好イイです‼︎こういう言い方は失礼かもしれませんが、ソロの初期からずっと楽曲を聴いている者からすると、星野さんの歌かなり上手くなっていっていると思いますね」

司会者「6曲目の「口づけ」ですが…」

cozy「もうこれは星野さんファンには堪らない曲でしょう‼︎ 歌とギターのみの弾き語り曲。星野さんがセルフライナーで語っているように「夜と朝というモチーフ」の歌詞と「1テイクで終わった」という曲でもあります」

司会者「ギターによる弾き語りは星野さん得意のスタイルでしょうし、1テイクで終わったというエピソードにも納得です。弾き語りはごまかしがきかない分、歌と歌詞と曲の良さがないと辛いですが、星野さんの曲ではそういう感じがありませんよね」

cozy「そうですね、そこが星野さんの魅力の一つだと思います。それらのバランスがちょうどイイというか…個人的にはこの曲はライブで聴きたいです」

司会者「あ、そういえばcozyさんは来年1月から始まる星野さんのライブツアー「YELLOW VOYAGE」のアルバム先行抽選に申し込んで、チケットが取れたそうですね‼︎ おめでとうございます」

cozy「ありがとうございます‼︎ 2月16日の福岡サンパレス ホテル&ホールに行けることになりました。この素晴らしいアルバムのツアーですから楽しみで仕方ありません‼︎」

司会者「楽しみですね…では今日はこの辺で。次回は3〜4曲取り上げる予定にしています。なるべく早い更新よろしくお願いします」

cozy「………すみません、なるべくそう出来るよう努力します」

YELLOW DANCER (Analog) [Analog]

YELLOW DANCER (Analog) [Analog]


「YELLOW DANCER」 M③ SUN

※この記事はレジーさんの「レジーのブログ LDB」(http://blog.livedoor.jp/regista13/)にインスパイアされたひとり対談形式の記事になってます。レジーさんほどの構成・文章力がないことについてはくれぐれもご了承ください。

※なおこの記事は星野源さんの新譜「YELLOW DANCER」のブックレットの本人による全曲解説(セルフ・ライナーノーツ)に触れる部分がありますので、まだ未購入の方やまだブックレットをきちんと読んでない方で「本人による曲解説は知りたくない‼︎」という方にとってはネタバレになりますのでご注意下さい。



司会者「さて3曲目の「SUN」です。この曲は某テレビドラマの主題歌でしたけれども、cozyさんはそのドラマをご覧になっていたそうですね」

cozy「はい、星野さんの新曲がドラマの主題歌だと知ってそれを楽しみに第1話を観ました。それからも結局最終話まで観たんですが…はっきり言って第2話からは星野さんの曲を聴くという目的で観てましたね。ドラマの内容は個人的にはイマイチに感じましたので 、コメントは控えておきます。キャストは良かったと思うんですけどね〜」

司会者「そうでしたか…じゃあ話題を曲の方に移しましょうか。cozyさんはこの曲のイントロのギターが大変お好きだそうですけれども、このイントロは元はこちらの楽曲(?)で使われていたんですよね」



cozy「いい曲ですよね、この曲。星野さんとバナナマンの日村さんとの良い関係性が垣間見える歌詞も素敵ですし」

司会者「そうですか?なかなかの悪口が出てきますけどね…「日村 近寄るな 何処か遠くへ行けよ」って歌ってますし」

cozy「まぁ他の年の星野さんによる日村さん誕生日ソング聴いてみて下さいよ。全部聴いたら私の発言にも同意していただけると思うんですけどね〜。泣けるやつもあるんですよ」

司会者「そうなんですか、じゃあ今度まとめて聴いてみます。話を「SUN」の方に戻しますけれども、この曲は星野さんの大好きなマイケル・ジャクソンを意識して描かれたものですね。星野さん本人は「小学生の頃に夢中になり、今でも大好きなマイケル・ジャクソンへの想いをしたためました」とセルフライナーでコメントしてます」

cozy「それを踏まえて歌詞を読んでみると、かなりグッとくるものがあります。マイケル・ジャクソンはミュージシャンとして大成功しましたが、その人生は決して幸せだったわけではありませんからね…それでも優れた楽曲やアルバムを多数発表したのでキング・オブ・ポップと呼ばれ、MVやライブでのダンスパフォーマンスによる輝きは本物でしたもんね」

司会者「確かにそうでしたね。亡くなった時も色んな報道がされていたのを覚えてます。マイケルの死を悼むというより、変な噂や奇行ばかりがクローズアップされていたと思います。彼の音楽界への功績や残した素晴らしい楽曲とは関係がないのに…
あ、また脱線してしまいましたね。話を「SUN」の方に戻しますが、歌詞は凄く前向きで明るい印象があります。アップテンポの曲にもとてもマッチしていると思いますが、星野さん曰く「最初はバラードだった」そうですね」

cozy「2回目の病気療養中か療養明けに作ったらしいですね。それで「もう暗いのは嫌だ、飽きた‼︎」といった思いで大胆にアレンジを変えてみたところ、このような感じになった、と。結果的に大成功でしたね」

司会者「本当にそうですね。しかし「YELLOW DANCER」の冒頭3曲のインパクトというか楽曲の強度は凄まじいですね‼︎」

cozy「確かに。前作「Stranger」の冒頭3曲(「化物」→「ワークソング」→「夢の外へ」)も相当なインパクトでしたが、今回の「時よ」→「Week End」→「SUN」はそれ以上だと思います。この3曲の並びにして正解ですよね」

司会者「おっしゃる通りです。では今日はこの辺で。次回からは何曲かまとめて論じていければと思います」

「YELLOW DANCER」M② Week End

※この記事はレジーさんの「レジーのブログ LDB」(http://blog.livedoor.jp/regista13/)にインスパイアされたひとり対談形式の記事になってます。レジーさんほどの構成・文章力がないことについてはくれぐれもご了承ください。

※なおこの記事は星野源さんの新譜「YELLOW DANCER」のブックレットの本人による全曲解説(セルフ・ライナーノーツ)に触れる部分がありますので、まだ未購入の方やまだブックレットをきちんと読んでない方で「本人による曲解説は知りたくない‼︎」という方にとってはネタバレになりますのでご注意下さい。


司会者「さて今日はアルバムの2曲目「Week End」についてですが、この曲は星野源さんのYouTubeオフィシャルサイトで面白い企画で取り上げられています。タイトルは「Week End【星野源と聴く視聴動画】です」

cozy「面白いですね、この動画。ちゃんとアルバムの宣伝も含まれてますし、星野源さんのファンにはお馴染み、PV監督の山岸聖太さんとのトークもありますし」

司会者「では「Week End」の話に移りましょうか。1曲目「時よ」に続いてとてもポップで軽快な曲ですね」

cozy「僕、この曲もの凄く好きなんですよ‼︎ 冒頭のメロディーとサビのメロディーのヴォーカルがハモってる感じとか、ホーンセクションのフレーズとか70年代ディスコミュージックって感じでワクワクしますね〜。個人的に70年代のソウル/ディスコ/ファンクミュージックは大好物なので」

司会者「個人的な嗜好にバッチリ嵌ったんですね。確かに私もホーンの感じはEarth,Wind&Fire(EW&F)っぽいなぁ、と思いました。あとこの曲でもハマ・オカモトくんのベースが凄く印象的ですね。長い間奏の所のベースラインはこの曲の聴きどころだと言えると思います」

cozy「確かにホーンセクションとの相性もバッチリです‼︎ハマくんも星野さんと一緒でブラックミュージック大好きですからね。こういう曲は自分のバンドOKAMOTO'Sでは演奏しないとは思いますけれども、このベースラインを聴くとブラックミュージックに造詣が深いことがすぐにわかりますね…しかしそれにしてもハマくんは若いのに黒っぽくてグルーヴィーなフレーズを弾きますね〜。素晴らしいベースプレイヤーだと思います‼︎」

司会者「同感です。あと石橋英子さんのコーラス(というかハモり)も効果的ですね。とても耳に心地よいと思いましたけれども」

cozy「そうですね〜、やっぱりディスコミュージックには女性の声は重要で欠かせないものですからねぇ」

司会者「では次に歌詞に注目してみたいと思いますが…何か印象的なフレーズはありますか?」

cozy「そうですね、先程言ったように曲調はディスコミュージックなんですけれども、歌詞に「花が色づく頃は」とか「木の葉色づく頃は」といったものが含まれているのが一番グッときましたね。そういったフレーズを用いることによって季節の移ろいも描写していて、明らかに四季それぞれの特色がある日本の歌を歌ってるんだなぁ…と感じました」

司会者「なるほど、面白い観点ですね。星野さん本人はセルフライナーで「小学生の頃に感じた、土曜日のワクワクした楽しい気持ちを思い出しながら作りました」というコメントを残しておられます」

cozy「確かにその雰囲気は曲に反映されていますよね。「未来を今 踊る」や「週末の街角 ここから始まる」、「今を生きる すべての人に捧ぐ」といったフレーズもとても能動的で明るい前向きな感触が残ります」

司会者「これはあくまでもただ連想しただけなので、何か特定の曲が似てるとかそういうことではないんですけど…EW&F繋がりと曲調で考えると初期のドリカムを連想させるような曲でもありますよね」

cozy「そうかもしれません。もう20年以上前からドリカムはEW&Fや70年代ソウル/ディスコミュージックを日本語のポップスに換骨奪胎していた、いわば先人ですから。そういえば彼らの代表曲に「決戦は金曜日」というこの「Week End」に通じる曲がありますけれども」


司会者「21年前の映像ですか…皆さん若いですね‼︎アレっ、ドリカムって3人(以下自主規制)」

cozy「まぁそれはともかく、この曲がTVの朝の情報番組で毎日のように流れているというのはある意味快挙だと思いますよ。テイストは70年代ディスコミュージックの曲が早朝から流れていますし、何せその番組は月曜から金曜までの放送なのにテーマソングのタイトルが「Week End」な訳ですから‼︎」

司会者「なるほど。そういう見方も出来ますね…では今日はこのぐらいで。次は3曲目の「SUN」です。この曲は以前シングルで発売された時にこのブログで記事にされていましたけれども」


cozy「まぁそうなんですけど、アルバムの並びで考えたり、前後の曲とのバランスなどの点から論じることが出来ればと思っています」


「YELLOW DANCER」M①「時よ」

※この記事はレジーさんの「レジーのブログ LDB」(http://blog.livedoor.jp/regista13/)にインスパイアされたひとり対談形式の記事になってます。レジーさんほどの構成・文章力がないことについてはくれぐれもご了承ください。

※なおこの記事は星野源さんの新譜「YELLOW DANCER」のブックレットの本人による全曲解説(セルフ・ライナーノーツ)に触れる部分がありますので、まだ未購入の方やまだブックレットをきちんと読んでない方で「その星野源本人による曲解説は知りたくない‼︎」という方にとってはネタバレになりますのでご注意下さい。



司会者「1曲目の「時よ」ですが、この曲はPVも制作されており、所謂「YELLOW DANCER」のリード曲になっています」




cozy「そうですね、アルバムのオープニングを飾るのにふさわしい軽快かつキャッチーな曲だと思います。PVも曲調にマッチした楽しい感じですね。しかし星野源さんは昔からPVで踊ったり振り付けを入れるのが好きですよね」

司会者「確かに「夢の外へ」のPVにしてもそうですが、「フィルム」や「SUN」のPVにも踊りや振り付けの部分が含まれてますね。このPVは地下鉄のホームで歌い踊るという設定ですよね。少し安直かもしれませんが、私は星野さんが大好きなマイケル・ジャクソンの「BAD」のショートフィルムのダンスシーンを思い出したんですが」


cozy「なるほど‼︎もしかすると制作する時に少し意識したかもしれないですね。しかし今観ても「BAD」のPVって格好イイですね…ウェズリー・スナイプスも若いな〜。このショートフィルムって確かマーティン・スコセッシが監督したんですっけ」

司会者「そうですね。となると必然的に舞台は彼のホームタウンであるニューヨークの地下鉄の駅っていうことになるんでしょうか」

cozy「絶対そうですよ‼︎しかしこの「BAD」はとてもミュージカル要素が強いですね。「ウエストサイド・ストーリー」の踊りの振り付けをベースにしたダンスも含まれていますし…きっとスコセッシが「ウエストサイド・ストーリー」へのオマージュを捧げているんでしょうね」

司会者「……そろそろ話を「時よ」の方へ戻していいですか?」

cozy「あ、すみません。曲の話ですね。この曲は石橋英子さんが弾く温かみのあるアナログシンセの音色がとてもイイですね。あとハマ・オカモトくんの弾く太くてグルーヴィーなベースも最高ですね‼︎長岡亮介さんの間奏の時に弾くギターソロのフレーズも印象的ですし、あと何気にストリングスのアレンジが凄いと感じました」

司会者「確かに各プレイヤーの演奏の聴きどころは多い曲だと思います。あと最初に指摘されたアナログシンセの使用は確かに効果的ですね。何か昔のゲーム音のような、初期のYMOを彷彿させるような…」

cozy「そうですね。そうなると曲のタイトルの「時よ」というのもYMOを連想させますよね。高野寛さんがTwitterでアルバムジャケットについてこのようにツイートしていましたし…」


司会者「つまり「時よ」≒「TOKIO」(※注:YMOの2nd アルバム「Solid State Survivor」のオープニングナンバー「technopolis」のヴォコーダーによるフレーズ)を意識していると」

cozy「アナログシンセの使用、アルバムジャケットの類似、そして「時よ」≒「TOKIO」の3つの共通点からすると可能性は高いと思うんですけどね〜。こればっかりは星野さんの発言がない限り予想というか妄想の域を超えないのですが。まだ音楽誌によるインタビューや本人による曲解説を読んでいませんので、もしかしたらかなりの見当違いの予想だということもあり得ます」

司会者「もしそうだとかなり恥ずかしいですね。ではこの曲の歌詞についてはどうですか?星野さん本人はセルフライナーで「意味のない何かを歌おうと思いました」とコメントしていますが」

cozy「個人的には「時よ 僕ら乗せて 続いてく 意味もなく」というフレーズが印象に残りました。何か色んな出来事や出会いや別れがあったとしても人生は続いていくというか…英語で言うところの「Life Goes On」もしくは「Show must Go On」ですね。あとオープニングナンバーなのに、曲の最後で「バイバイ」と歌っているのがいい意味で驚かされました」

司会者「この「バイバイ」という歌詞
は曲中にたくさん使われていますが、色んな意味を含んでいそうですよね。また会えるといった希望を込めた「バイバイ」だったり、もう会うことがないかもしれないという想いが込められた「バイバイ」だったり…」

cozy「曲の最後では「時よ いつか降りる その時には バイバイ」ですからね。これは死別を連想させますよね、明るく歌っているのであまりそうは聴こえませんけれども。そう考えるとかなり不思議な曲ですね」

司会者「星野さんは前作のアルバム「Stranger」のオープニングナンバーも「化物」というタイトルで「地獄の底から 次の僕が這い上がるぜ」と歌った人ですからね。オープニングナンバーらしくない歌詞の曲を敢えて1曲目に持ってくるのが好きなのかもしれませんね」

cozy「いや、でも曲調だけで考えると冒頭でも述べたように軽快でキャッチーな曲なんですよ。そこらへんが深いというか面白いというか。いずれにしても一筋縄ではいかないアルバムを飾るのにふさわしい曲だと思いますね‼︎」

司会者「本当ですね。では今回の記事はこの辺で。明日は2曲目の「Week End」についてです」